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高崎市 積雪によってずれてしまった棟瓦の積みなおし工事
【工事のきっかけ】
雪の降ったあと、瓦がどうなってるのか心配になり、「街の屋根やさん」に見てもらったところ、棟瓦がずれていることがわかりました。ただ、保険会社に連絡し、写真・見積書を「街の屋根やさん」に用意してもらい、提出して申請したところ、審査が通ったので、火災保険を使って工事することにしました。
基本情報
高崎市のお客様で、積雪により、棟瓦がずれてしまったお宅の積みなおし工事です。
棟瓦を丁寧に一つずつ部位ごとに分類して降ろし終わった状態の写真です。
棟瓦は他の瓦より高く積み上げられていますので、どうしても台風などの強い横風や横なぐりの雨にさらされることになるため、漆喰が徐々に弱っていきます。
そこに雪が積もったりして、上からの重みが加わることで、ずれが生じてきます。
棟瓦はすべて降ろした状態から見てわかるように瓦屋根の一番上を守る大事な役割をしています。
古くなってしまった漆喰はすべて取り除いたあと、棟瓦を積むときに大事な、まっすぐな棟瓦になるように位置決めの線を
はってます。
新しい漆喰で、位置決めした通りに真っ直ぐ棟瓦を積んでいきます。
ずれが生じないよう、丁寧に積んでゆきます。
きちんと位置決め通りにまっすぐ棟瓦を積みながら、最後に棟瓦のずれを防止するために結ぶ針金を、同時に用意していきます。
棟瓦を全て積みなおし、針金で棟瓦を巻き付けた状態の写真です。
これでしっかりとしたものになります。
棟瓦を上から見た写真です。
棟瓦の一番上で複数箇所針金でしっかりと結びとめてゆきます。
棟瓦どうしが交わる箇所の写真です。
瓦と瓦の間にすき間が生じないように、しっかりと新しい漆喰で、すき間を埋めてゆきます。
こちらは、別の角度から見た棟瓦の写真です。
こちらも瓦と瓦は、すき間の生じないよう新しい漆喰ですき間を埋めてあります。
棟瓦が積み終わった写真です。
きれいに真っ直ぐ積み上げられ、針金でしっかりと巻き上げ、すき間も新しい漆喰で埋められた状態です。
天候も良い状態でよかったと思います。
ご覧いただいたように、棟瓦は瓦屋根の一番上を守る、背骨のような役割をしています。
人間の背骨と同じように、ずれやゆがみは、後々、影響が出ます。普段見えないところなので、気になった方は、見てもらうと良いと思います。
お客様は、高い場所で見ることができませんので、写真にてご確認いただき、これで積雪があっても安心、とのお言葉をいただきました。
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E-Mail yaneyasan-maebashi@asahipaint.net
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